【看護管理者の問題解決】ロジックツリーの切り口 「モレなく、ダブリなく」の具体的な考え方  

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看護管理

こんにちは、ふみです。

ふみ
ふみ

わたしは、看護師長として12年間、副看護部長として6年間、働いてきました。

今は、看護部長3年目です。

ロジックツリーを使ってものごとを考えると、全体を構造的に把握することができます。

ロジックツリーは、筋道を立てて、論理的に考えるために、便利なツールです。

ロジックツリーは、ものごと(要素)をバラバラに見るのではなく、

全体像を理解するために、それぞれの関連性や流れを加味して、図にして考えます

わたしたち看護管理者は経験してきた勘で考え、経験でものを言ってしまう傾向があると思います。

そこで、ロジックツリーは看護管理者が苦手とする論理的に考えるヒントになります。

でも、ロジックツリーの作り方はわかっていても、いざ、自分の問題にあてはめたときに、

どこを切り口にして考えればいいのか、糸口を探すのが難しいです。

今回は、ロジックツリーで思考するための切り口の考え方や、

MECEの「モレなく、ダブリなく」の具体的な方法を考えていきます。

実際に、ロジックツリーで考えるときに活用できると思います。

ロジックツリーで問題解決に挑む看護管理者に、参考にしていただければ嬉しいです。

ロジックツリーの展開方法

対象範囲を決める

対象とする範囲や基準を明確にする。

例えば、病院の全職員を対象とするのか、看護職員全員を対象とするのか。

モレないようにする

要素や要因をあげるだけあげてみる。

そのあとに、重複するものを捨てる。

切り口を決める

要素に分解するときの切り口を決める。

ロジックツリーの具体的な切り口

目に見えない関係性をあぶりだす

時間の流れやフロー図を参考にする。

例①:外来の待ち時間

  • 受付 
  • 書類の作成 
  • 医師の診察状況 
  • 処置 
  • 患者の特性 

例②:手術時間

  • 術前時間(機材の準備、患者の移動と確認、麻酔の導入)
  • 術中時間(執刀)
  • 術後時間(覚醒、病棟への申し送り、器具のかたづけ、記録、清掃)

関連部門を参考にする。

例①:手術時間 

  • 消化器外科 
  • 呼吸器外科
  • 整形外科 
  • 眼科 
  • 泌尿器科 
  • 形成外科

例②:退院調整

  • 病棟 
  • 退院支援部門 
  • リハビリ部門 
  • 地域の関連部門(ケアマネジャー、訪問看護ステーション等)

理論やツールを活用する

退職理由などは、「マズローの欲求5段階論」や「ハーズバークの二要因論」などを参考にしてみる。

枠組みとして、SWOT分析のようなツールを使用してみる。

仮説をたててみる

ふみ
ふみ

問題が起きている理由を「こういうことではないか?」と

自分が知っている部分的な情報から推測してみます。

その情報が正しいかはわからないので、あくまでも仮となります。

仮説をたてることで、思いつく限りを意識にあげることができます。

その仮説を深堀します

「なぜ」とホワイツリーで、ひとつひとつを考えていくと、問題の本質に迫ることができます。

ふみ
ふみ

例えば、「超過勤務時間が多い」の原因を、仮に考えます。

  • 業務が残っている。(時間内で終わらないほど、業務量が多いか、人員が不足しているか。)
  • 業務能力が不足している。(処置を行うにも、時間がかかるスタッフがいるのでは。)
  • 引継ぎがうまくいっていない。(夜勤が対応すべきところを日勤者が対応しているかも。)
  • 時間内で業務を終了しようという意識が薄い。(子育て中の看護師は、時間内で業務を終了するようにタイムマネジメントができているのに。)

など、仮説をたてます。

そして、なぜ業務が残っているのかを深堀します。

  • 時間内の業務に追われて、記録が残ってしまう。
  • 医師の指示が出る時間が遅い。
  • 人員が不足しているので、一人の受け持ち患者が多い。

などなど、いろいろ考えます。

そして、また、深堀します。なぜ、記録が残ってしまうのか…

MECEの「モレなく、ダブリなく」の方法

枠組みとそのレベルを決める

例えば、看護職員を分類するときは、経験年数で分けるのか、教育背景別で分けるのか。

「経験年数3年、10年、大卒、短大卒」では、切り口が混在して、MECEが成り立たちません。

曜日別、時間帯別で要素を分解することもできます。

目的をしっかり持つ

自分の思考を助けるツールなので、「なんのために全体を分類するのか」という目的を

しっかりとらえて、自分にとって意味のあるMECEを考えます。

「モレなく、ダブリなく」にとらわれない

実際に100%もれなくだぶりなく分類は、現実的には難しいです。

ダブリのほうは多少あっても仕方ないと割り切り、そのかわり、モレをなくすようにします。

大切なのは深堀して考えること

局所だけを見るのではなく、全体を見て重要な「モレ」がないと判断することが大切です。

要素が重要なポイントになるかもしれないので、要素ごとに深堀して考えることが重要です。

スタッフの意見は、とても重要です。「どうしてかな」「どう思う」と、聞いてみてください。

ふみ
ふみ

看護管理者として「何を考えるべきか」「今考えていることは、全体の中で重要か」を考えると、思考のスピードを加速できます。

ものごとを考えるときに、全体を構造的に把握することはマネジメントに重要です。

ロジックツリーの考え方は、筋道を立てて、理解することです。

根拠と結論を「なぜなら」あるいは「だから」でつなげることは、論理的に考えることになります。

管理の実践で、論理的に考えることができると、判断や意思決定のときに、自分自身も楽になると思います。

今回、参考にした本を紹介します。ロジックツリーだけでなく

論理的に考える方法をいろいろ提示してくれています。読みやすい本です。

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